リンクがわかりにくい、という声があったので、すぐ上に掲載しておきました。
東大家庭教師などとして本を出したりしている吉永賢一先生は、子供の頃、ポンキッキという教育番組(?)を見ていたそうです。
母親と一緒に見ていたそうです。
そこに登場していたキャラクターが、ガチャピンとムックです。
当時、吉永賢一先生は、ムックよりもガチャピンが好きで、「好き嫌いって、あるんだなあ、でも理由がよくわからないなあ」と思っていたそうです。
他の物体への好き嫌いを考えても、色が要因とは思えないし、顔なのだろうか?
これがきっかけで、「好き嫌い」について考え始めて、「そもそも、好きや嫌いに意味があるのだろうか?」「好きだと自分にとって、本当に価値があるのだろうか?」「好きだと快感が生まれるのか?」「嫌いというところから差別が生まれるのだろうか?」などの思索をはじめ、これが、後日、禅の本を読み始める基盤となったそうです。
もともと、これらのことを考えていたために、そこに興味があったので、その種の本が読みやすかったらしいです。